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在宅日記 第14回 ワンコ入浴で考える

皆さんお元気ですか。
 ワンコを洗ってやりました。水が怖いので抱きながらシャワーです。
鼻ぺちゃ犬(短頭種)は、かわいそうだから飼ってはいけないという人がいるくらい。人間が作り出した一種の奇形です。いろいろな犬種は人間の好みで近親交配によって作ったもの。特に鼻ぺちゃは頭の長さを短くしたのに舌の長さは変わっていない。気道も狭くなるし常に呼吸困難な状態です。

遊ぶことが大好きですが遊ばせすぎると危険。高所(空気が薄い)ではしゃぎすぎて死んでしまった悲しい話も聞きました。

飼い主(私)も呼吸困難な人種なのでよくわかります。 この犬種は皮膚が弱くアレルギーもちのワンコが多いことも特徴です。花粉症にもなります。外が大好きですが春に外出すると花粉症がひどくなるので控えています。毛もよく抜けるので毎日ブラッシングと塗薬、飲み薬が欠かせません。

皮膚炎とかゆみには私自身も悩まされています。かゆみは辛い、寝ている間に掻き壊してシーツに血がつくこともあります。ワンコも、よく見てあげないと一年中かゆそうで掻き壊してあちこち傷になり可哀そうです。

人間が作り出したある意味被害者(犬)ですね。 この人間中心の近代社会というのは特に産業革命以降 急速に発達、発展したものなので まだ何万年中の数百年という短期的な繁栄ですが、物質的繁栄が人間(動物も含め)を幸福にしたのか、疑問に思えてきます。

特にこの疫病禍に文明の無力を感じると、人間の歩んできた道が正しかったのか。と思えてなりません。 確かに美味しいものをたくさん食べていろいろなところに行って自由に暮らせる、しかも多くの人が。という世の中にはなったのですが心が追いついていかないような気がします。これからの世の中、文明と一緒に人間の心(思想にしておきましょう)も発展して変わっていくのでしょうか。すべての人や物、動物にとって幸せな世界なんて無理だとは思いますので、調和した皆が そこそこ幸せで充分満足といえるような社会になるでしょうか。なるといいですね。我々は感性を磨かないといけません。

何で勉強なんかしなければならないの?という子供に私はこう言います。
「あらゆる種類の勉強は、人に騙されない(たとえです)ようにするのだ。いろいろなことを知っていて自分で考える能力がなければ人間は誰かの言いなりになるしかない、特に危機の場合は。」 自分で考える癖をつけておかないと。人に従うしかなくなるよ。得られる情報から自分で判断するには普段の勉強が役に立つんだよ。ということです。

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