我が家のブヒ。くるみちゃんのおやつ。

久々にプライベートネタですが、我が家の「ブヒ」フレンチブルドッグの「くるみ」はヨーロピアン系の胴長脚長体形です。フレブルには大きく2系統あってアメリカ系は首・胴体・足が短く愛嬌がある体形。うちの子みたいなのがヨーロッパ系のようです。いずれにしろ人間によって改良された体形で。我が家のかかりつけの獣医さんは診察に行くたびに「人間がこんな体にしたからいろいろな病気になって可哀そう」と言います。動物愛護の観点から「短頭犬を飼ってはいけない」という運動まであるくらいですから犬に血統があるということはそういうことですね。短頭種の問題は呼吸が苦しい。胴が短く内蔵や関節の負担が大きい。特にフレブルはアレルギー性皮膚炎の子が多いです。我が家も定期的に医者通いですが、その度に犬好きの獣医さんのため息を聞いてしまいます。うちは体重を軽く維持して毎日ブラシングを怠らず皮膚をケアしています。

そんな彼女の食の楽しみは「チューイングボーン」と「かき氷」毎晩これをあげないと納得してくれません。今日はチューイングボーンについて書きます。我が家では、あるメーカーさんのものを食べさせていますが、初めの頃そのまま開封して食べさせていました。しかし途中で飲み込んでしまいます。ちょっと怖いなと思っていたころ、やはり喉につかえてしまいました。慌てて喉の奥に手を突っ込んでもとどかないので、首の付け根のほうから押しながら同時に指を突っ込んで抜き取りました。塊でのどがふさがるというより長さのあるものが突っかかったようでした。この製品は牛脂を丸めて作っていますが複数枚或いは小さい牛脂を包み込むなどして厚みを出しています。(特に中央)そこでワンコが食べている途中でその部分が抜け、丸呑みして引っかかるようでした。それ以来ボーンを解体して与えるようにしたのですが、①のような状態のものもありました。中身が硬化して変色しています。内側が先に劣化するとも考えにくいので、古い牛脂を内側へ詰めたのか?保存状態が悪いのかと色々考えてしまいましたが購入先を変更しました。

以来、我が家では品質チェックもかねて以下のような方法でボーンを与えています。参考にするときは自己責任でお願いします。

②まず袋に水を満たします。お湯でもいいのですが均一に柔らかくならないので水で30分くらい戻します。長すぎると形が崩れまとまりにくくなります。
③むずび目をほどきます。手でほどける場合もありますが添加物?でくっついていることがあるのでラジオペンチを使っています。(けがに気を付けて)
④まっすぐ伸ばします。
⑤形を保ちやすいように複数本 まとめて縛り、その後室内で数日から10日程かけて乾燥します。
⑥我が家の場合中央でカットします。枝切ばさみで危ないので一気にではなく外側から少しずつ切りましょう。
(⑦のカット面①と違いきれいですね。時々少し黄色いのもありますが この部分を飲み込んでしまうので注意です。この部分を取ってしまって小さく切っておやつでも良いですが我が家では、細いほうだけあげでこの部分は持ち手にしています)
⑧我が家では半分にした1本を2日に分けて与えます。与えるといっても面倒ですが怖くて放っておけないので⑨のように手で持って大きな塊にならないようにあげています。

いつも妻が与えるのですが、喉につかえたときの苦しそうな姿がトラウマで私がいる時しかボーンを与えません。初めの頃は、お行儀が悪く、とにかく引っ張るので妻は肩を壊し接骨院通いになりました。注意が必要です。食べ物と言えばドッグフードとボーンだけなのですから、人間から見たら少しかわいそうですけれど短頭種は寿命が短いので少しでも幸せに長生きして貰うためにお世話しています。

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