日本人 覚悟はできていますか?

何の脈略もないような3枚の描画と写真、すべての日本人に問います。覚悟はできていますよね。

私は学者ではなく、数字上の統計や明確な根拠はお示しできません、しかしここに記すことの60%以上は正しい、肌感覚で実態を反映していると自負しています。そして私にも日本人として責任があり それを引き起こした結果から逃れることはできないと覚悟しているつもりです。最近テレビが日本人は素晴らしい番組を流していますが怪しさを感じなければなりません。馬鹿されていると考えましょう。

上の絵から説明します。エクセルで描きました。日章旗が下駄の上に載っているのですが高下駄が擦り減って地面に着きそうです。何が言いたいのか。日本人が素晴らしいなんてことはありません。過去の日本人が後世の我々のために下駄を履かせてくれていたのです。そして我々は次世代の日本人のための下駄を新調せず自らに使ってしまい擦り減って高さがなくなってしまったのです。

恥ずかしながら自らの体験を記します。私には娘が一人おりますが、この子に下駄を履かせたのです。小学校に上がる前に既に割り算や、面積の計算、文章の読解等を私が指導して習得させていました。但し、それが下駄だと解っていましたので、中学校までしかアドバンテージがないことは、娘にも言い聞かせ私自身も解っていました。娘は自分なりに努力し、埼玉でも難関の高校に進学はしましたが、やはりそこから先は厳しいものがありました。他の人たちも相当の努力をしているので相対的に位置を保つことが難しくなってしまったのです。

何が言いたいかわかりますか。私たちが素晴らしい人種などということは有りません。先人が後世の私たちのために築いた下駄に載っただけです。そして罪なことに、私たちは後世の下駄を作りませんでした。そして時間とともに世界で、アジアで、日本の地位を低下させました。

下の写真2枚は カッコウの托卵です。托卵する鳥は何種類かいますがカッコウは有名ですね。オオヨシキリ、ホオジロ、モズ等の巣に托卵すると、なぜか一番初めに孵化し他の卵やひなを巣から落とします。(真ん中の写真はカッコウのひなが他の卵を落としているところです)今申しておきますがこれは日本人に気づいてもらう例え話に鳥の話を用いたもので他の国の人を貶める意図はありませんので誤解しないでください。一番下の写真は托卵された鳥が、自分より大きくなっているカッコウの雛に気づいてか気づかずか 餌を与えている写真です。

托卵の話を日本人と他のアジア人(主に中国)に例えたのは品がなく申し訳ありませんが、日本人の自覚を促すためにちょっと強めの印象が残る引用をさせていただきました。

日本から中国へのODA終了が決定したのは2018年です。 対中ODAは,1979年に開始され,2016年度までに有償資金協力(円借款)を約3兆3,165億円,無償資金協力を1,576億円,技術協力を1,845億円,総額約3兆円以上のODAを実施してきました。2011年にGDPが逆転していたのに。しかも感謝されることもなく。

そして今、日本の大学の優秀な学生さんは中国人です。日本人は奨学金で借金漬けにしますが、外国人には補助を出して勉強していただいています。おかしくありませんか。中国人に学ばなければなりません。彼らは意識も高いです。しかし、本当の優秀な中国人が日本に学びに来ていると考えてはいけません。

精華大学、北京大学のほうが東大よりランクが上です。私は上海の10代のエリート学生から生の声を聞きました。本当の優秀な学生は精華や北京、またはアメリカの上位校に留学します。日本に来ている学生さんは、もちろん優秀な人が選択している場合もありますが、富豪層のエリートの次の層の人が多いそうです。そしてそういった人が日本の大学に入ると皆上位に居るんです。人数と学力、何より意識が違うのです。現実を知りましょう。

採用論文数でアメリカを抜いて中国が世界一になりました。これらの事実を考えるとき数十年後の日本が見えます。もっと早いかもしれません。我々の産業界では、私の予想より早くいろいろなことが動いています。日本の中小企業がアジアの国のエリートに会社の後継者になってもらう動きを始めています。私の知るケースで外観上の会社は変わっていないのに、経営者名義がアジアの外国人になっているケースが増えています。 皆さん覚悟はできていますよね。 二宮尊徳の銅像を撤去している間に、現実はこのように進んでいます。労働力の補助に外国人を受け入れているつもりがいつの間にか、上司も外国人ということになります。日本の主役が外国人になります。日本人が選択した道ですのでそうなったときに、不満を言ってはいけません。

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