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姫ウズラのチョコとお別れ
2019年04月29日
平成の終わりに 我が家の姫ウズラ『チョコ』が旅立ちました。満6歳をちょっと過ぎた一生でした。チョコはホームセンターで980円で売っていましたが、あれ以来姫ウズラを売っているのを見たことがありません。
ウズラは生まれてすぐに自分でえさを食べるので育てるのは楽だったのですが、人に慣れすぎたせいか夜になって私たちが別の部屋に行ってしまうと夜鳴きをするのです。それも独特の大きな声で『ヒョーヒョー』と鳴きます。はじめはダンボール、次に厚手の発泡スチロールとホームセンターで買ってきては試してみましたがどれもダメで寝不足が続きました。
結局は百均でケースを買って、呼吸ができるように孔を開け 妻の枕元に置くという方法で解決しました。毎晩欠かさず冬はペットヒーターをケースの下に敷いてやりました。タオルケットを掛けてしまうし、電気も消すので見えないはずなのですが、人の気配を感じるのか、そうしてやってからは一度も夜鳴きをしなくなりました。寂しがり屋で部屋に誰も人がいなくなると鳴きます。大きな声で『ヒョーヒョー』と、私は休日2階で仕事をするのですがこれも気配を感じているのか私を呼んで鳴くので、2階にセキセイインコと一緒に連れてきてあげるとうれしそうに『ピヨピヨ』鳴きます。人好きで、かごの横を誰かが通ると、ベタッと地に伏せて『ヒョッヒョッヒョッ』と鳴くので、なでてあげるとさらに声を大きくして喜びます。特に妻の手の中が好きで目をつむってじっとしています。ただし、ここ一年はワンコに主役の座を奪われてしまい。カゴから出してもらうこともできなくなり、妻の愛情も独占できなくりました。私が遊んであげても、やっぱりママのほうがいいんだろうなと思っていました。
最後は急に餌を食べなくなり、水も飲めなくなりました。我が家の鳥は妻の手の中で最後を迎えることが多いです。チョコの最後も妻の手の中で、首を上げ片方しか開かなくなった目で顔を見て息を引き取りました。
はじめのセキセイインコの『チッチ』も、妻の手の中で最後の力を振り絞って首を上げ、小さな声でさえずんでから息を引き取りました。二羽はたまたま休日だったので私もその様子を見ていましたが、次のインコの『キュン』は、私の仕事帰りまで一生懸命がんばって待ってくれていたようで、私が家について手に抱いてから、直ぐに息を引き取りました。動物はやはり人と心がどこかで繋がっていると思います。声なき声が聞こえるようです。
そして私は必ずその間際に 『次は必ず人間に生まれてくるんだよ、また会おうね』といいます。すでに人間に生まれてきたあなた。万物の霊長として、務めを果たしていますか。
プロフィール
代表取締役社長: 本間 剛1964年12月生まれ
東京電子専門学校
メディカルエレクトロニクス科卒
趣味: 読書/仕事
座右の銘: 吾以外皆吾師カテゴリー
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