皮膚科通いで思う

今朝は早くから電車に乗って横浜の皮膚科に来ています。腎機能が低下したからか皮膚炎が起こるようになりました。一定の周期で繰り返します。まず額や首筋に2週間くらい痒みと湿疹が出ます。次に手の甲と肘から先の腕に出ます。これは赤い斑点状で痒みが強く睡眠中に無意識に掻いてしまうので、朝起きるとシーツに血が付いていることもしばしばです。不思議なことに痒い部位が移っていくと前の痒かった部分は炎症が軽くなっていきます。腕は1か月以上、その次に下腹部と足の付け根、ここは洋服と擦れたり蒸れたりして非常にストレスになります。最後に背中と臀部。このサイクルが約2か月。お休みが1か月位で再発。これをここ2年間繰り返しています。

いろいろな お医者さんに掛かりましたが結局ほかの病気でもそうですけれど、様々な薬を組み合わせを変えたりして処方してみて何が合うかを探していくしかないようです。どこへ行っても問診で本間さんは持病があるので強い薬が出しにくいのですよねぇ。と言われ抗ヒスタミン剤の弱いものとステロイドやクリームを処方されます。

横浜のこのお医者さんは、妹に名医だから ぜひ受診するようにいわれて通っています。予約制ではないので4時間待ちは当たり前。でも周囲が観光地ですから診察券を出して何時間かは外出していればよいのです。 このお医者さんに掛かって原因が分かったわけでも症状が軽くなったわけでもありませんが、先生や看護師さんが熱意をもって仕事をしているのがよくわかります。

今の時代は医学部を卒業して診療科目を選択する際に皮膚科を望む人が多いとか。職業としてのメリットとデメリットを考えてそうなるようですが、医療の事故や不祥事が頻繁に報道されるし日本も訴訟社会になったりでしようがないのかもしれません。

この皮膚炎で5件も皮膚科をまわった私が感じるのは、医院の雰囲気は院長先生のキャラクターで決まるということです。総合病院などは、勤務医ですからそうでもありませんが、個人病院は対応の差が激しいです。先生が患者の苦しみをくみ取って看護師さんと共に何とかしてあげよう。と思ってくださるところはみな名医と呼んでよいのではないでしょうか。そういう意味ではここは間違いなく名医です。

翻って私共の仕事も、弊社をご利用いただいているお客様にとっては掛かりつけ医であったりレスキュー隊であったりするわけです。名医の座は望みませんが、トップである私の至らなさから熱意ある集団としてはいささか物足りません。自ら率先してお客様のために熱意ある対応をし、やがて組織全体に浸透させていきたいと、今日のお医者さんや看護師さんの働きぶりを見て改めて感じました。

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