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在宅日記 第7回 美人薄命

2020年04月21日

「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき」

 

小説家、林芙美子の詩の一部。この部分だけをよく色紙に書いたそうです。貧しい家に生まれ昭和26年(連合軍占領下)に47歳で亡くなりました。この言葉を聞くと何だか世を嘆いているように聞こえますが逆なのです。短い命の中に一生懸命に生きているからこそ咲いている一瞬に他の人にはわからない幸せを見ることができる。原文の前後から、生き方からそう思います。

 

さて、私たちが苦しめば苦しむほど幸せを感じることができるには、ただ受け身で苦しい思いをするというのではなく、自ら努力している中で苦しさと出会って克服するということでなければなりません。

今度はヘンリーフォード1世です。

「ビジネスマンは、自分がやってきた古い方法に自己満足し、 そこから変化することができないために 敗北するのです」

これは全体会議でやってきました。君たち(弊社の社員)は、いま充足しています。

でもそれは勘違いです。過去の他人の苦労で成った実を今食べているだけなのです。

 

自分で生み出したものではない。しかし、

これからは自分で生み出した実を食べていかなければなりません。自分だけでなく他人をも食べさせていかなければならないのです。世の中は変化します。

 

自動車の生産に革命をもたらした ヘンリーフォード 「変化できなければ敗北が待っている」と言っています。

昨日のニュースを見た人もいるでしょう。

歌舞伎座前の お弁当屋さん「木挽町辨松」(こびきちょうべんまつ)152年の歴史に4月20日で幕を下ろしました。電気を消して店の前で頭を下げる店主の気持ちを考えると胸が痛みます。

 

出店していた百貨店の閉店、仕出しを取る習慣の減少、後継者不在とコロナによる歌舞伎座の休演、譲渡先を探すも見つからず廃業。もっと早く何らかの手を打てなかったのか。

外野が言うのも失礼ですが、本当に惜しい。企業として150年続くには、それなりの大きな価値があったはずです。

 

我々は、まだ30年経っていません、かつて企業の寿命昔は20年と言われていました。要は世代が変わるとき、従来のままのやり方も変化しなければいけないということです。

 

私(本間)たちがいなくなった時のことを考えてください。それでも20年30年先を見据えておかなければなりません。「美人薄命」「花の命は短くて」は、いずれも、その分輝きが大きいということです。人生そのものが短い、その一瞬に輝くには、理念をもち絶えず努力することが必要なのです。

 

 

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